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乾漆彫刻について

 

講師:デザイン美術科 教授 加納 秀美

彫刻の材質は,石、木、金属、土などが一般的ですが、漆を使った乾漆彫刻を紹介し、その魅力と技法について考え、又、古式乾漆と現代の乾漆についても考えてみたいと思います。


 

内容

乾漆は中国から伝わり、奈良時代から平安時代まで盛んに行われた技法で、漆を固めて形を作り彫刻として仕上げる方法です。奈良時代、平安時代に優れた作品を生んでいる。 古式乾漆の技法には、大別して二種類、「脱乾漆」と、「木芯乾漆」がある。当時は乾漆を「捻(ねん)」、「※(そく)」といった。
乾漆という言葉は明治以降の呼び名のようである。やがて衰退した乾漆彫刻は、彫刻家山本豊市先生によって現代芸術として再生された。
乾漆は木のような質感を感じさせ、粘土のような柔軟性もあり独特な柔らかさと張りのある形体感を持ち合わせている魅力ある材質です。この機会に乾漆彫刻について考えて見てはと思います。
「※(そく)」という漢字は土偏に塞です。

 

出講可能な時間帯

前期(4月〜7月)…木曜日 午前
後期(10月〜1月)…木曜日 午後

 

講師プロフィール

(1)専門分野…彫刻
(2)主な担当科目…モデリング、クロッキー
(3)一言メッセージ…無駄と思われていることにもいろいろ考えさせられるものが多く含まれている。

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