
HOME > 生涯学習 > 出前講座 > 現在の日本の医学・医療について考える
講師:学長 中野 哲
近代医学を取り入れ、多くの医療機器を装備した現在の日本は国民皆保険制度と相まって世界一の寿命を誇ってきた。しかし高齢社会になった現在、健康寿命こそが重要となってきている。
現在の日本は歴史上経験したことのない少子高齢社会に突入している。高齢化のスピードは世界に類を見ない速さで進んでいる。四方を海に囲まれ四季があるという自然環境に恵まれ、さらに戦後60年間、民族や宗教の差異による紛争もなく平和に過ごしてきたわが国で、医学・医療の充実で国民の寿命は世界一となっているが、多くの国民の心身の健康状態は必ずしも良い状況ではない。高齢化に伴う医療費の増加に歯止めをかけようと、疾患を画一的に診断し、画一的な治療による医療を行おうとする試みが始まっている。一方、遺伝子の解明によって「個」の医療の重要性が問われてようになってきており、集団からの 統計を基盤とする西洋医学と医師の経験を重視する「個」の医学、東洋医学の両医学の統合、東西医学結合が始まっている。心身二元論の西洋医学と心身一元論の東洋医学の長短と現在のわが国の医学・医療について考えたい。
前期(4月〜7月)…月曜日 午前、水曜日 午前・午後、金曜日 午前
後期(10月〜1月)…月曜日 午前・午後、水曜日 午前、金曜日 午前
※なお、この時期・時間帯以外でのご依頼の場合には生涯学習係りまでお問い合わせ下さい。
(1)専門分野…西洋医学(消化器病学)、東洋医学(漢方医学)
(2)主な担当科目…内科学、老年病学、医学概論、環境学
(3)一言メッセージ…社会環境が何かと不安定なこの時代にあって、心身の健康に留意し、楽しい人生を過ごしていただけるようお手伝い致します。