大垣女子短期大学について

学長挨拶

自律性を持ち地域社会に貢献する女性を育成する

学長 曽根孝仁大垣女子短期大学は開学46周年を迎える伝統ある地域密着型の総合女子短期大学であり創立以来25,000人以上の卒業生が巣立っています。現在は修業年限が2年の音楽総合学科、デザイン美術学科と3年の幼児教育学科、歯科衛生学科、看護学科より構成されています。開設が最も新しい看護学科は以前よりあった日本中央看護専門学校より新築移管され、今年で完成年度を迎えます。キャンパスは「平成の名水百選」にも認定された木曽三川の豊富な伏流水からなる良質な湧水地帯にあり、小川が流れ、多くの木々が生い茂り自然に溢れています。

本学の主要な教育目標は以下の二点です。一点目は言うまでもなく専門的知識・技能の習得です。短期大学という限られた時間の中でそれを効率よく成し遂げることは並大抵のことではありません。しかしながら本学にはそれぞれの分野で実績のある優秀な教員が数多く配されています。それを信じて途中で投げ出すことなくついて来てください。多くの先輩も歩いた道です。そして晴れて短期大学士が授与された暁には、関連する国家資格ないしはそれに準ずる資格を取得して下さい。それが今後の人生における皆さんの社会におけるアイデンティティーとなるのです。努力の過程はつらいかもしれませんが、その頑張りの経験は生涯にわたる何物にも代え難い財産となることでしょう。

二点目は「中庸を旨とする建学の精神」を十分に理解し、学生生活を通して豊かな人間性を身につけていただくことです。皆さんはいま人生において最も瑞々しく、感性の研ぎ澄まされた時期にあります。若者は純粋かつ無限のエネルギーを秘めています。しかしながらその制御を誤ることにより、多くの悲劇が生みだされることを歴史は教えています。教養科目の履修や専門教育での折に触れての指導はもとより、各学科の枠を超えての文化クラブや体育クラブ、さらにはボランティアなどの課外活動を通して自然な形で社会人としてのモラル、マナー、コミュニケーション力あるいは自己効力感といったものを体得してほしいと考えています。そして大垣女子短期大学の校風とすべく「偏ることのない、調和のとれた人となり」を目指してください。

大学は自らが主体性を持って学ぶところです。高校までの受動的な立場から、より能動的な立場で学ぶことが肝要です。かといって「放任主義」が許されるほどの余裕はありません。毎日のカリキュラムを確実にこなし、なお足りないところを自主的に補い、興味あるところを更に深めようとする習慣を身につけることが大切です。まだまだ先は長いのです。その気になればキャリアアップも可能です。本学での学びがその礎となれば幸いです。学問的にも倫理的にも自律性を持った、地域社会に貢献する女性へと成長してくれることを願っています。

学長 曽根孝仁