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歯科衛生学科

医療系に関心がある高校1・2年生のみなさんへ

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人々の健康と社会に貢献できる人間性豊かな歯科衛生士に

考える力と優れた技術を兼ね備えた
口腔ケアのスペシャリストに

歯科衛生士とは

歯・口腔の健康は、「自分の歯でおいしく食べる」、「楽しく会話する」など、健康で生き生きとした生活を 送るための基本となります。また、近年では、さまざまな調査研究から 「歯・口腔の健康と全身の健康の関係」が明らかになり、歯科衛生士の役割に関心が高まっています。 歯科衛生士は、歯科疾患の予防及び口腔衛生の向上を図ることを目的として、人々の歯・口腔の健康づくりをサポートする 国家資格の専門職です。

ますます広がる活躍の場

歯科衛生士の活動の場は、歯科医院や総合病院の歯科口腔外科などがほとんどですが、近年、歯や口腔全体を通じた健康づくりが注目され、市町村の保健センターや教育機関、介護保険施設、企業など、歯科衛生士の活躍の場は拡大しています。

ニーズの高い国家資格

予防歯科の重要性が認知され活躍の場が多様化したことに伴い、歯科衛生士の求人数も年々増加。令和3年度の求人倍率は全国平均でなんと22.6倍にも達しました。これは歯科衛生士に対するニーズの高まりを裏づける数字に他なりません。

  • ※歯科衛生士教育に関する現状調査の結果報告より(全国歯科衛生教育協議会)
結婚・出産後も仕事復帰しやすい

結婚・出産・子育てなどを経て仕事復帰している歯科衛生士は数多くいます。実は現役の歯科衛生士のうち7割以上は30歳以上。子育てをしながら短時間で働ける職場も多く、やりがいをもって長く続けられる仕事です。

キャリアアップも目指せる

「小児」、「歯周病」、「矯正」など特定の専門分野において高度な業務実践の知識・技能を有することを示す『認定歯科衛生士制度』があります。また、歯科衛生士として実務経験通算5年以上を満たせば、ケアマネジャーの受験資格が得られます。

歯科衛生士について詳しく知りたい方は日本歯科衛生士会(参考)をご覧ください。

歯科衛生士になるために必要な学び

歯科予防処置

歯科の二大疾患である、むし歯と歯周病を予防するための業務です。フッ化物の塗布、歯垢・歯石の除去などを主に行います。

歯科診療補助

歯科医師の指示のもと、歯科医療の一部を担います。診療用器具の滅菌・消毒やX線撮影の補助、カルテ管理など、さまざまな仕事があります。

歯科保健指導

生活習慣病であるむし歯や歯周病の予防には、歯科保健指導が不可欠です。はみがき指導を主に口の健康全般についての指導を行います。

摂食嚥下
リハビリテーション

患者の生活の質を向上するために、摂食嚥下(食べる・飲みこむ)など口腔機能の維持と向上のための知識や技術を学びます。

大垣女子短期大学 歯科衛生学科ならではの5つのポイント

  • 充実した実習環境
    (1)最新設備による学内実習環境
    基礎実習 一人につき1台使える模型ユニットを導入し、基礎から着実に技術を身につけます。
    相互実習 モニター付ユニットチェアを導入し、基本的な操作方法を実際の歯科医療現場と同じ環境で学ぶことができます。

    • ※2023年4月現在、保有台数マネキン実習机68台、ユニットチェア36台
    (2)幅広い実習先

    さまざまな実習先で歯科衛生士としての役割を学び、対象者に合わせたコミュニケーション能力を身につけることができます。

    臨床実習 歯科医院・総合病院
    臨地実習 保育園・小学校・高等学校・高齢者通所施設・保健センター
    (3)3期にわたり実施される歯科医院実習

    現役で働く歯科衛生士の9割以上が働く「歯科医院」での実習を、3期にわたり実施。『現場で生きる実践力』を高めます。

  • アカデミック・アドバイザー制度

    6~7人で1クラスとし、日常的に学生の指導を行っています。
    学修上の悩みや相談にも応じ、学生一人ひとりの学修課題を把握し、適切な指導助言を行う体制を整えています。

  • 「短期大学士」の学位取得

    専門分野の枠を超えた幅広い教養を身につけ、「短期大学士」の学位を取得します。海外でも修得単位が保証されるので、幅広い活躍が可能になります。

  • 総合短期大学ならではのメリット
    (1)多彩な教養・専門科目を学ぶ

    全学科共通の教養科目をバランスよく受講し、地域社会に貢献できる豊かな人間性を育みます。

    (2)他学科の学生との交流

    専門知識にとどまらない人間性を高める教養科目の授業、サークル、イベントなどの課外活動を通してさまざまな価値観にふれることができます。

  • 卒業後のフォロー

    卒業後も、専門知識の復習や基本技術の振り返りのトレーニングを行います。再就職の相談にものり、キャリアアップを積極的に支援しています。

充実した設備で、実践的な技術を修得

歯科基礎実習室

学修効率の向上を図るため、歯科基礎実習室の模型ユニットは1人につき1台を設置。また、併設の看護施設を使い、看護技術の基本を学ぶことができるのも本学ならではの魅力。日々実習を繰り返し、歯科衛生士の基礎となる専門技術を一つひとつ確実に身につけていきます。

歯科臨床実習室

モニター付ユニットチェアが導入された歯科臨床実習室を使い、基本的な操作方法を実際の歯科医療現場と同じ環境で学びます。2年次後期から始まる歯科医院や総合病院での臨床・臨地実習に向け、実践的な知識や技術を確実に修得します。

学科長からのメッセージ

“考える力”を持った、人々の笑顔を支える歯科衛生士を育てます!

本学では短期大学として実践重視の技術教育、“医療人としての考える力”を身につける専門教育・キャリア教育に重点を置いています。多彩な経歴を持つ教授陣が「アカデミックな歯科衛生士教育の実践」「将来の歯科医療にアイデアを出せる学生の育成」を掲げ、少しでも歯科衛生士に興味のある学生を一から育てるため、一人ひとりに対し丁寧な指導を行います。本学で学ぶことで「考える力と優れた技術を兼ね備えた、人々の笑顔を支える歯科衛生士」になりましょう!

学科長 加藤 智樹

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