保育実践を語る会「土曜の会」11月の開催について【公開講座】

10月の土曜の会終了しました。岐阜県・滋賀県の保育関係者、行政関係者、大学教員、学生など50名(今年度累積のべ290名)の参加でした。

各園での運動会の実践報告を中心に話し合いました。
子どもの普段の生活を大切にするために、特別な環境や空間を用意することなく、普段の遊びの連続性を最大限意識していこうとする姿。

■乳幼児の参画について、園で論議して、今までにない取り組みを大胆に導入したプロフェッションとしての姿。

■支援を要する子が、トラックをうまく走れない。負けるのは悔しいが、その子も頑張っている姿に目を向けようとする。それでも葛藤の連続で当日を迎える子どもたちと先生、保護者の姿。

■運動会の取り組みは、演技・競技が終わって帰ってきたテントでの子どもの姿でその本質が見えるという。帰ってきた子どもがお茶を飲み、互いをたたえ合う姿。他方、先生の指示を待ち、その指示に従おうとするが、指示がないと自分勝手に好きなことをやってしまう姿。

■運動会の取り組みから見えてくる保育の本質。子どもがやりきり、充実感を蓄積する日々が、子どもの生きる力に確かにつながっていくという事実。その蓄積は、乳児からでなければ手遅れになるかもしれないという事実。

そんなことを確かめ合い、明日からの保育に邁進しようとする保育者たち。
私たちの歩みはさらに続きます。続きは11月の語る会で。

※11月の語る会は、公開保育や研究会などたくさんの取り組みが行われます。そこで出された課題や論点について深めていきたいと思います。

■日時:11月26日(土) 午後5時から午後7時5分まで
■場所:大垣女子短期大学 カフェテリア
■問い合わせ  西川研究室 0584-81-6811(代表)
e-mail:nishikawa@ogaki-tandai.ac.jp

■土曜の会 年間予定はこちら
 
※この会は、大垣女子短期大学公開講座となっています 。

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